[中古ログハウス・新築の不動産物件]と[建築・キット販売]

 文字サイズ
         

ログハウス入門

種類と構造ログ材の種類|メンテナンス|用語集

♪ログハウスのメンテナンス♪

ついに手に入れたあこがれのマイログハウス。大切なわが家を長持ちさせ安心して使い続けるためにメンテナンスにも気を配りたいですね。もちろん、湿気がこもらないよう換気を心がけたり、壁や床の痛み、汚れはひどくならないうちに対処するというのはどんな住宅にでも共通するメンテナンスの基本。ただ、通常の住宅とちょっと異なる点としてログハウスには「セトリング」と呼ばれる特有の現象が発生するのをご存知でしょうか?

    ■セトリングとは
  • 丸太材の重みや乾燥収縮により水平に積んだ各段が沈下を起こし壁の高さが低くなる現象。通常は築5~6年経つと収まるようですが、落ち着くまでの期間やどの程度の沈下が起こるかはログ材の種類や建物規模、使用環境によっても違ってきます。大まかな目安としてマシンカットのログ材よりもハンドカットのログ材の方が大きなセトリングが起こりやすいともいわれています。もっとも、そもそもログハウス建築においてはこのセトリングを想定し、階段や開口部(窓・扉)などに不都合が生じることのないよう対策を施しています。住み手としては、ごく普通に起こる現象であることを理解しつつ、それが落ち着くまで進行状況に注意深く目を向けることが大事です。
    ■セトリングへの対処
  • セトリングが進行するとログ壁を締め付けるために設けられた「通しボルト」に緩みが生じるのでナットを締めてやる必要があります。セトリングは完成して数カ月は大きく進行しますが、それ以降は緩やかになりますから1年目はまめに様子を見ながら通しボルトを締め直すとして落ち着いてくれば年に1回程度の作業で済むようになります。またセトリングで特に気を付けなければならないのはログ材の収縮が一様ではなく、ログ壁の沈下が常に均等に起こるとは限らないこと。あらかじめ対策を講じていても窓や扉が開閉しづらくなったりするケースは往々にして起こるのでそういった現象に気づいたら早めに施工業者に連絡を。いずれにせよ、セトリングへの対処は自分でできることとできないことがあるわけです。施工業者から十分に説明を受けることが肝心。その辺りを曖昧にせずきちんと伝えようとする営業姿勢、あるいはアフターサービスがしっかりしているか否かということは納得のいく業者選びをするための判断材料にもなるのではないでしょうか。


ログハウスならではの木肌や年輪の自然な風合いを損なわないために、愛着を持ってしっかりメンテナンスを心がけましょう。

    ■そのほかのメンテナンスにかかわる注意点
  • ログハウスには通常、防腐、防カビ効果のある木材保護塗料が塗られており、完成後、2~3年の周期で再塗装を行うことにより、十分な耐久性を保つことができるとされています。特に外壁やウッドデッキ、ベランダ等、雨の当たる個所は状態をこまめに点検しつつ、さらに短いスパンで塗装してやると良いでしょう。この外部の塗装の際に気を付けなければならないのは、塗料選び。表面に皮膜ができるような塗料を用いるとしばらくしてはがれ落ちたところから雨水が浸入し、腐食を招くことにもなりかねないので浸透タイプのログ用塗料を使うことをお奨めします。
  • ダグラスファーをはじめヤニ(脂)が多く含まれるログ材で建てたログハウスは木の切り口などからベトベトした液体が染み出してくることがよくあります。見た目も悪いし、服を汚したりしてやっかいなことに加え、塗料のノリもよくないため、再塗装の際には除去する必要があります。除去作業は専用のヤニ取り剤のほかガソリン、シンナーなどを塗布して融解させてからふき取る方法、あるいは冬場ですとヤニが固くなるため、ヘラやガムテープなどではがして取るのもいいでしょう。